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お寺の独特な香りの正体とは!?お寺っぽい香りを “お香・アロマ・香水” で楽しもう 【アガーウッド・サンダルウッド】

こんにちは。KOU編集部の武田です。
趣味は御朱印巡りで、お寺の香りやお線香の香りが大好きです。

ところでみなさん、お寺で漂う独特で落ち着く 『お寺っぽいあの香り』 の正体、知っていますか?
一般的にはお墓参りなどの仏事で馴染みがあったり、あるいは最近女性の間でブームの御朱印巡りや写経体験などで、お寺の香りに触れている方もいるかと思います。

先日、趣味のお寺巡りをしているときにふと思ったのが、おうちでお寺の香りを楽しめるのかな?というちいさな疑問。
しかし、香りの名前が分からないと調べようがなく、あの香りの正体ってなんなの?ということで調査をしました。

結論から言うと、お寺の香りと雰囲気がおうちでも楽しめちゃいます!

ということで、今回は「お寺のあの香り落ち着くし好きなんだけど、何の香り?おうちでも楽しめるの?」と思っているお寺の香りファンのあなたのため、お寺の香りの正体や、その楽しみ方を紹介します。

お寺の香りの正体とは……?

お寺の香りの正体は主に、白檀(びゃくだん=英名・サンダルウッド)、沈香(じんこう=英名・アガーウッド)、伽羅(きゃら=最高品質のアガーウッド)などの香木の香りであることが判明!

香木(こうぼく)とは、心地よい芳香を持つ木材のことで、沈香と白檀が有名。
薄く削ったものを加熱して芳香を楽しむのに用いられる。香木の芳香のことを「香」という。
白檀は熱することなく香るため、それ以外にも仏像などの彫刻や扇子や数珠などの材料として用いられる。
出典:Wikipedia

このように、白檀は仏像などの彫刻にも用いられているため、お寺の香りのイメージは白檀である方が多いかもしれません。

商品レビュー!
お寺の香りを普段使いで楽しむ3つの方法

お寺の香りを普段から楽しむには、どんな方法があるのでしょう?
調査してみるとアロマ・香水・お香の3つのバリエーションで、香木代表ともいえるサンダルウッド(白檀)やアガーウッド(沈香)を楽しめるようですので、購入した商品たちを実際に生活の中に取り入れ、それぞれの香りの特徴・楽しみ方についてレビューしていきます!

アロマオイル部門

サンダルウッド・インド精油/Sandalwood India 3ml

まずは香木代表ともいえる、サンダルウッド(白檀)のアロマオイル。
こちらのインド産サンダルウッドのアロマオイルは、お寺っぽい香りの印象とはかなり離れていて、エスニックでスパイシーな印象が強いです。

また、香りもほんのり香る程度なので、洋風な食事やリラックスタイムなどのシーンで、雰囲気作りに使えるようなアロマオイルですね。

香りの強さ:★★☆☆☆
お寺の香りっぽさ:★☆☆☆☆

生活の木 サンダルウッド(白檀)について詳しくはこちら

パフューマーハウス アガーウッド 1mL

アガーウッドのアロマオイルは希少性が極めて高いため、どのショップでも高値で販売されている印象でした。
その中で選んだパフューマ―ハウスのアロマオイルですが、香りの印象としてはお寺っぽさよりも、しっとりとしたリアルな木の香り。

秋にすこし湿った落ち葉のなかでの森林浴をしているようなイメージが浮かんできます。
香りはほんのり香る程度で、お寺っぽさとは違いますが混ざり気のない香木の香りを体験できます。

香りの強さ:★☆☆☆☆
お寺の香りっぽさ:★☆☆☆☆

パフューマ―ハウス アガーウッド(沈香)について詳しくはこちら

アロマを楽しんでみよう

みなさんはアロマを生活に取り入れたことはありますか?
実はアロマって私たちが思っているより取っつきやすくて、アロマディフューザーを持っていない方でも気軽に楽しめるんです。

ちょっとズボラな私の楽しみ方は、アロマオイルをティッシュに2~3適おとすだけ。
これでも十分香りが楽しめるので、手軽でいいですよね。
また、アロマオイルの小瓶をそのままポーチに入れて外出し、ちょっと落ち着きたい時にふたを開けて嗅いだりするのも◎
上質な香りだけでなく、更に優雅な空間や時間も楽しみたい方にはアロマディフューザーがオススメ♪


静かでオシャレなアロマディフューザーについてはこちら

香水部門

「白檀」(Sandalwood) スモカワ香水Cube (4mL)

こちらは、武蔵野ワークスという国産メーカー発の香水です。
武蔵野ワークスのwebショップでは1mlミニボトルのお試しサイズがあるので、通販で香水を探している方にとっての香りの確認ができないという懸念を払拭してくれます。
サンダルウッドの1mlミニボトルは現在販売されていないようなので、スモカワ香水Cube(4mL)を購入してみました。
パッケージがナチュラルでやさしい雰囲気で、インテリアとしても映えるところが嬉しいですね。

また、香水というだけあって先ほどのアロマオイルよりもよく香ります。
肌につけてからしばらく時間が経ち、肌に馴染んでくるとまさしくお寺!ともいえる香りに変化していき、高貴な香りの印象があるサンダルウッド(白檀)が香ってきました。

香りの強さ:★★★★☆
お寺の香りっぽさ:★★★★★

Musashino Works サンダルウッド(白檀)について詳しくはこちら

「沈香」(Jinko) ミニ (1mL)

こちらのアガーウッド(沈香)も、先ほどおすすめしたサンダルウッド(白檀)と同じく武蔵野ワークスの香水です。
アガーウッドは1mlのミニボトルが販売されており、試しに1mlボトルを購入してみました。
1mlボトルは、サンダルウッドの4mlボトルとは一味違ったデザインになっていますが、こちらもオシャレでかわいいですよね。

アガーウッドを肌に馴染ませてみると、サンダルウッドと比べるとほのかな香りで、柔らかさのある色っぽい印象。
また、こちらのアガーウッドもthe お寺!な香りです
(お寺巡りが好きな私はサンダルウッドの時に思い浮かんだお寺とは、別のお寺が思い浮かびました)

香りの強さ:★★★★☆
お寺の香りっぽさ:★★★★★

Musashino Works アガーウッド(沈香)について詳しくはこちら

お寺っぽい香りについて情報収集をしていると、「サンダルウッド」表記だと洋風な香り、「白檀」表記だと和風な香りであるというざっくりとした判断基準があるという噂を入手していました。
そのため、もしかしてアロマオイルに引き続き香水もお寺っぽくないのでは?とドギマギしていたのですが、日本初の香水メーカーである武蔵野ワークスは、まさに求めていたお寺っぽい香りを再現しており、いい意味で予想を裏切ってくれました。

香水を楽しんでみよう

香水は肌につける楽しみ方もありますが、自室で楽しむ方法もあることを知っていますか?
特におすすめしたいのは、お気に入りのお皿に塩を盛り、香水をふきかけるとふんわり香るインテリアに。
お寺っぽい香りを体につけたいのではなく、お部屋で楽しみたいという方は是非お試しくださいね。

お香部門

ひょうま おためし香

こちら、ひょうまのおためし香のなかで楽しめる香りは、沈香(アガーウッド)と伽羅(高品質のアガーウッド)の香木をはじめとした計6種。
また、お香立てがついてくること、おためしの量なので安価で手に入ることから、お香が初めての方も気軽に楽しむことができます。
ご親切にお香の楽しみ方の解説書が付属している点も魅力的な商品です。

香りについては、純粋な香りよりもけむり感の方が強く感じる印象です。
けむりも相まってお香はリアルお寺感があるのですが、お寺の香りの再現度でいうと…先ほどの武蔵野ワークスの香水のクオリティが非常に高かったため、★3つといった結果に。
けむりっぽさまでお寺っぽさを再現して、室内を和風に仕上げたいという方にはお香を一番におすすめしたいです。

香りの強さ:★★★☆☆
お寺の香りっぽさ:★★★☆☆

ひょうま おためし香(香立て付き)について詳しくはこちら

お香を楽しんでみよう

先ほどのレビューにある通り、お香は少々けむるので、少し離れたところから漂ってくる香りを楽しむものです。
インテリアに合わせた香皿を選ぶのも楽しいですし、読書や就寝前のリラックスタイムにお香からゆっくりと立ちあがるけむりを眺めるというのも癒されます!

よりお寺っぽい香りを楽しめるのはどれ?
アロマ・香水・お香を比べてみた

結論から言うと、好み・目的に応じて選べばどれも楽しめる!ということ。

お寺の香りっぽさを追求するのであれば、香水を。
リアルなお寺感まで再現したいのであれば、お香を。
お寺の香りの原点である香木を楽しみたいのであれば、アロマを。

お香や香水については、どの成分をどのくらい入れるかの割合が各メーカーによって違い、再現される香りは様々です。
今回レビューした商品の中で、圧倒的お寺っぽい香りだったのは香水部門 武蔵野ワークスのサンダルウッド(白檀)でした!

まとめ

以上、いかがでしたか?
香水とお香については、各メーカーによって香りが変わってくるので、まずはお試しできる商品からいくつか選んでみるのもいいかもしれませんね◎
この記事が、素敵な香りと素敵な空間をお楽しみいただけるきっかけになれたら嬉しいです。
また、あなたにとって馴染みのあるお寺の香りや、お気に入りのお寺の香りとの出会いがありますように。

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